コンクールに向けて

なかなか更新ができないまま、年を越してしまいました。

2022年、皆様には大変お世話になりました。

 

2023年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

新年のレッスンに可愛いキツネさんが来てくれました♪

かわいい仲良し姉妹に癒されます。

 

 

2022年の夏〜秋、中学2年生で

本来なら部活に勉強だけで大変な学年。

そんな大変な中、Tちゃんはコンクールに挑戦しました!

 

予選では上野の奏楽堂でとても綺麗にドビュッシーのアラベスクを演奏しました。

無事予選通過!

さて、同じ曲でもいいのですが・・・Tちゃんはもう1曲に挑戦したいと言ってくれ

二人でじっくり選曲し、なんと1ヶ月でしっかりまとめあげました!

 

本選は横浜の県民ホール。

アーティキュレーションや解釈の難しい曲でしたが、緊張感溢れるホールの中頑張って演奏しました。

残念ながら全国大会には進めませんでしたが、部活・勉強もある中、本当にがんばりました!

Tちゃん、本当にお疲れ様でした!!

 

そして今回のコンクールでスイッチが入ったのか、その後のレッスンから曲の仕上げ方が明らかに変わったTちゃん。

コンクールが全てではありませんが、本当にいい経験になったなあと思いました。

そして私も一緒に勉強させてもらいました。ありがとう、Tちゃん。

 

学生時代から指導のお仕事はさせてもらっていますが、

ピアノをやっている子ってなんでも頑張れる子が多いです。

頑張っている、大変。とも思っていないのかもしれません。

なんでも楽しめる子・・・ですかね。

 

大きなお教室の講師をさせていただいている時、

小さい生徒さんが帰って・・・

夜になると部活にバリバリ打ち込んでいる中学生の男の子がドビュッシーの「喜びの島」を綺麗に響かせていたり

とても偏差値の高い中高一貫の学校に行っている男の子がリストの「愛の夢」をしっとり弾いて耳を傾けていたり

その二人が仲良くクラシック音楽の話をしている姿が本当に微笑ましかったのを覚えています。

 

なかには、毎週物静かにレッスンに来て

難しいショパンのエチュードやリストの超絶技巧の曲を練習して発表会にも出ながら

しっかり横浜市大の医学部に合格した女の子もいました。

 

 

音楽って部活や勉強の邪魔にはならないと思っています。

もちろん学年が上がるにつれて、練習時間の確保は難しくなりますが

成長していくだけ練習の要領も掴めて上手に時間が使えるようになります。

 

みんながこれからも音楽と共に人生を歩んでいけることを願っています・・・♪